医療関連機器販売

空気除菌・殺菌装置「エアーフレッシュ2」

小型ながら強力な空気除菌・殺菌効果を発揮します。

「エアーフレッシュ2」は、自然の恵みであるオゾン03と紫外線UVの特性を効果的に活かした空気除菌・殺菌装置です。紫外線ランプにオゾン生成タイプの冷陰極殺菌ランプを採用しており、253.7nmのUVスペクトルによる殺菌効果を発揮します。さらに、オゾンスペクトル185nmの放射によって空気中の酸素の一部をオゾンに変えて殺菌。このUVとオゾンの相乗効果で、より強力な殺菌効果が得られます。

エアーフレッシュ2 発光スペクトル

● オゾンスペクトル 185nm

[オゾンの効果]オゾンが空気感染するウィルスの殺菌・除菌に効果があります。また臭いの元を分解し消臭します。

● UVスペクトル 253.7nm

[殺菌線の効果]殺菌線により、殺菌効果がさらに増大。殺菌光を直接人体に照射しない安全設計となっています。

空気除菌・殺菌装置「エアーフレッシュ2」
カタログ[PDF : 1.68MBPDF]

空気除菌・殺菌装置「エアーフレッシュ2」の特長

紫外線UVとオゾンによる殺菌

紫外線とオゾンスペクトルを発生する、安全性の高い紫外線ランプ(冷陰極殺菌ランプ)を使用。紫外線は殺菌力に優れた253.7nmの波長を、また、オゾンスペクトルは185nmの波長を使用しています。

有人居室での使用、連続運転も安心

10畳の部屋で連続運転してもオゾン濃度は0.1ppm以下に抑止。多少のオゾン臭はしますが、人体に影響はありません。
※日本産業衛生学会では、作業環境におけるオゾンの許容濃度を0.1ppm以下と定めています。

メンテナンスフリー

フィルター交換などの日常的なメンテナンスは必要なく、電源スイッチ1ヵ所のみのシンプル設計です。紫外線ランプの平均定格寿命は10,000時間ですが、使用状況(連続使用)によって50,000時間程度の使用実績もあり、交換頻度を抑えます。

内蔵ファンで、部屋の隅々までフレッシュに

内蔵ファンが室内の空気を強制的に循環させるので、室内の浮遊菌・付着菌を隅々まで殺菌。つねにフレッシュな衛生環境を保ちます。

壁に取り付け可能な2.4kgの小型軽量

壁取付けも可能で設置場所に困らない小型軽量サイズです。

選べるラインナップ

10〜30畳に対応の標準タイプ、4畳半タイプ、4㎡対応の狭所対応タイプの3タイプを用意。病室や待合室、X線室、X線健診車など、スペースに応じて選択可能です。各タイプとも連続運転時にオゾン濃度が0.1ppm以下になるよう設計しています。

空気除菌・殺菌装置「エアーフレッシュ2」の仕様

利用部屋/サイズ別の適合タイプ目安
部屋サイズ 適合タイプ オゾン出力 オゾン濃度推定値
16.2 ㎡(約10畳) 標準タイプ 16mg/h 0.1ppm 以下
7.3 ㎡(約4畳半) 狭所対応タイプ① 8mg/h 0.1ppm 以下
4 ㎡ 狭所対応タイプ② 4mg/h 0.1ppm 以下

※ 1 畳= 1.62 ㎡、部屋の高さ2.4mで算出

主な仕様(MAC1-12W-1型)
項目 適合タイプ
除菌方式 紫外線除菌方式
電源 100V 50/60Hz共用
消費電力 17W
寸法 高さ128mm ×幅277mm×奥行113mm
(電源、電源コード、電源プラグを除く)
重量 2.4kg

※器具計上等は改良のため予告無く変更する場合があります。

主な仕様(MAC1-12W-1型)

浮遊ウィルスの除菌性能試験(於北里環境科学センター)

試験の結果「エアーフレッシュ2」が、大腸菌ファージウィルスMS2に対して99.8%の除菌効果があることが実証されました。

試験概要

試験日:
2020年12月24日〜28日
試験場所:
一般財団法人 北里環境科学センター
試験ウィルス:
Escherichia coli phage MS2 NBRC 102619(大腸菌ファージMS2)
Escherichia coli MS2 NBRC 106373(大腸菌、上記ファージの宿主菌)
試験方式:
25m³試験チャンバー内にエアーフレッシュ2と撹拌ファン、レーザー式パーティクルカウンター、および、温湿度計をそれぞれ設置。チャンバー内の撹拌ファンを作動させながらウィルス液を10分間噴霧し、2分撹拌した後にチャンバー内空気から初発(0分)の浮遊ウィルスを捕集。その後、撹拌ファンを止め、試験品を運転し60分、120分、180分後に浮遊ウィルスを捕集。

結果

20m³空間(6畳間の空間に相当)における経過時間ごとの浮遊ウィルス数(PFU/20L-air)は以下の表の通り。

試験条件 時間(分)
0 60 120 180
自然減衰 800,000 530,000 370,000 220,000
エアーフレッシュ2 800,000 12,000 2,000 330
減少率   98% 99.4% 99.8%

対数減少値=Log10(初期のウイルス数÷経過時間ごとのウイルス数
正味の対数減少値=エアフレッシュ2運転時の対数減少時ーコントロールの対数減少時
減少率(%)=(1-1/10(対数減少値))×100(%)