２０１０年７月の創立以来、当社は遠隔読影サービス、および医療機器の販売を中心とするターゲットを絞った事業を展開して参りました。

起業の契機となったのは、私事になりますが、私の母親はある大学病院で年2回の検診を受けていながら、肺がんの見落としで亡くなった事にあります。私自身も医療に携わる仕事についていましたが、母親の3年前の画像にはっきりと癌の症状があったにもかかわらず見落とされたのが大変ショックでした。こうした事例が少しでもなくなるようにとの願いから、起業を決断しました。

日本は画像診断機器が世界で一番多く密に導入されている国であると言われています。しかし一方で、放射線専門医の不足などもあり地域や施設によって読影技術に格差があることも指摘されています。こうした課題を克服するべく、イーメディカル東京は質の高い遠隔読影サービスで対応致します。

全国各地の医療機関で撮影され送られて来た画像データに対し、経験豊富な読影専門医（現在は常勤医９人、非常勤医３５人）が画像診断します。又こうした医師をサポートする為に画像専門の放射線技師が、常勤３人含めて２３人居ますが、常時３人でチェックしての密な連携による読影精度管理で読影の質を向上させるなど細心の対応を心掛けています。

充実した遠隔読影サービスとニーズに応える各種医療関連機器の提供によってこれからも心に届くメディカルサポートを此れからも続けて行く覚悟です。

代表取締役　橋野　紘樹
2022年3月吉日