大腸CTの遠隔読影サービス
今注目のCTコロノグラフィ(CTC)の遠隔読影支援
欧米ではCTによる大腸診断が加速しています。当社はこのCTコロノグラフィの読影サービスを推進するため、特定非営利活動法人 大腸CT推進支援センターとともに導入支援、技術指導、読影支援による啓発・普及活動を積極的に行っています。
CTコロノグラフィとは
CTコロノグラフィでは大腸に炭酸ガスを注入・拡張させ、マルチスライスCTで撮影。専用のワークステーションで様々な3次元画像を作成し観察します。
※CTコロノグラフィ検査では、大腸内視鏡検査のように多量の下剤を服用する必要はありません。
アキシャル画像を送るだけで大腸CTの読影可能
16列以上のCTで撮影した腹臥位・仰臥位のThin slice(1mm程度)画像と、通常の5mm画像をお送りいただくだけで読影が可能です。あらかじめ画像処理を行っていただく必要はありません。
診療放射線技師と画像診断医によるダブルチェック体制
まず診療放射線技師(大腸CT専門技師)が画像処理にて大腸を抽出。大腸解析により一次チェックレポートを作成します。さらに、画像診断医が腸管内読影と5mm画像による撮像範囲内の単純CT読影を行い、読影レポートが確定します。
腸管内外の充実したレポート
経験豊かな専門の画像診断医が、充実したレポートを作成します。
- 患者基本情報
- 患者ID
- 患者氏名
- 生年月日(年齢)
- 性別
- 検査情報
- 依頼元施設
- 検査日/読影日
- 検査部位/方法/造影剤
- 検査目的
- 読影内容
- 所見
- 診断
- キー画像(矢印など)
- 読影医師名
3次元画像の参照・保存が可能
診療放射線技師が作成した3次元画像(DICOMまたはJPEG)の参照・保存が可能です。
前処置・送気・撮影指導に対応
大腸CT検査の前処置、炭酸ガス注入などのアドバイス、撮影技術指導などに出張対応します。費用などはお気軽にお問い合せください。
大腸CTトータルサポートパッケージ
特定非営利活動法人 大腸CT推進支援センターでは、特定非営利活動法人 日本消化管CT技術学会、および、特定非営利活動法人 日本大腸CT専門技師認定機構と連携し、大腸CTトータルサポートパッケージを提供しています。これは、標準的で精度の高い大腸CTによる検査を導入していただくためのもので、施設に合った前処置や検査手法の提案、最新の知見による技術指導など、様々な内容が含まれています。
標準パッケージ
事前勉強会開催、導入前打合せ、テスト検査をサポート。
フルパッケージ
事前勉強会開催、導入前打合せ、テスト検査、検査開始、フォロー検査までサポート。
大腸CT推進支援センター遠隔画像診断を活用した「大腸CTトレーニングコース」
自施設の症例で、遠隔画像診断を活用しながら大腸CTの解析・読影を習熟することが可能なトレーニングプログラムです。本格的な導入前に、大腸CTの導入から読影の習熟まで、トータルにサポートします。
※本プログラムは「読影」ではなく「技術指導」での契約となります。